難病なう〜不治の病と共に生きる

【新聞掲載の大きな影響】

〔うれしい反響〕

ここ数日,お話会に関する問い合わせが続いています。その殆どは開催場所についてのご質問です。
これは西日本新聞に私の記事が掲載された影響です。本日は読売新聞にも掲載されているらしいので,さらに大きな影響が出てくることが予想されます。ありがたい話です。

西日本新聞社さんも読売新聞社さんも,我が家に記者さんが来てくださり,数時間の取材をされていかれました。

著名な全国紙

まずは読売新聞社の記者さんから連絡が入りました。この記者さんは情報を得るために様々なメディアを閲覧されています。クラウドファンディングサイト Ready for にも定期的に訪れているので,私のページを見つけ,連絡をしてきてくれたとのことでした。
著名な全国紙である読売新聞社さんからの取材オファーに驚きました。

記者さんは約4時間にわたる私の長い話をじっと聴いてくださいました。私の地元である福岡会場でのお話会に間に合わせたいということで,紙面掲載を前提にした取材でした。

九州を代表する新聞社

次に,九州を代表するメディアの一つ西日本新聞社さんからも連絡がありました。これは,私にクラウドファンディング挑戦を勧めてくれた地元信用金庫さんがプレスリリースを出すようにアドヴァイスを下さり西日本新聞社さんにプレスリリースを流した関係で実現した取材でした。

記者さんは読者に伝えたいことを掘り下げるために,様々なこと(難病患者の私には直接聴きづらいだろうことも含めて)を質問されました。こちらの取材も3時間を超えるものとなりました。

新聞記者のスキル

2社の取材を受けて共通して感じたことは,記者のスキルです。それは,

  1. 聴く態度を示すこと
  2. 聴くということに対して躊躇しないこと

です。
時間をとって取材をしているわけですから,情報を提供してくれる相手(今回は私)をリスペクトし,提供者ファーストの対応に心がけながら取材していただいたと感じています。そういう態度をきちんと示すことができるかどうかは,きっと取材記者の資質に関わるのだろうなと思ったんです。
しかしこれは,小学校教員でも同じこと。どんな職業人にも当てはまる内容なのでしょう。

しかし2点目のスキルは,取材記者ならではのものではないでしょうか。情報提供者の思いを的確にくみ取ったならば,相手に対して失礼に当たる(あるいは相手の内面に大きく踏み込んだ)内容であっても,思い切って質問する必要性が生まれるわけで,そういう場合にはためらわず相手の内面にさえ切り込んでいかなければならないでしょう。
これができるかどうかが,取材記者の質を左右するのではないかと感じました。取材相手をきちんとリスペクトしたうえでの切り込みなら,相手も受け容れ,貴重な情報をもたらしてくれるでしょう。

残るは福岡会場

残すはいよいよ1つのみ,地元福岡会場です。たくさんの問い合わせ電話に対応しながら,お話会の持つ社会的意義について噛みしめているところです。明日,素晴らしいひとときになるよう,心を込めて準備をしたいと思います。