【欠かせない弾性ストッキング②】

〔トレードオフが悩みの種〕

血圧を選ぶか,それとも浮腫か

私の足と脚は,どうしてこのようになってしまったのでしょうか。これを理解するには,私が服用している薬の相互作用がわかれば良いのです。

私が服用している薬の中には,種々の内臓の機能を高めるためのものがあります。これらを服用すると,血液検査中に現れる様々な指標が改善されます。平たく言えば,内蔵が正常に作動するようになります。
しかしこれには副作用があります。それは,血圧の上昇だったり,ふらつきの増発だったり,浮腫の発生だったりするのです。

分かりやすく言うと,私は

  • 脚部などがむくんでも,ふらつきが少なくなる
  • ふらつきや下痢が頻発したりしても,脚部などのむくみを抑える

のどちらかを選ぶという状態なのです。この,
《むくみとふらつきのトレードオフ》
が,悩みの源泉なのです。

症状の改善と固定化が,問題を投げかけた

今まで私は,ふらつきが少なくなる方を選んできました。ふらつきを抑えることで布団から飛び出し,通常の生活を送ることができるようになりたかったからです。しかし症状が固定化して“起き上がっての正常業務”ができるようになってくると,今までよりも血流が脚部に滞留するようになってきました。
それはそうですよね。今まで床に寝ていた身体を起こすのですから,血液が下半身に集中していくことは当然です。

そして当然足と脚は腫れ上がり,靴は履けなくなり,土踏まずも機能しなくなってきたのです。

絶妙なバランスを保つ弾性ストッキング

しかしここに〈弾性ストッキング〉という救世主が現れました。薬を正規に服用したためにむくむ私のふくらはぎを締めつけるこのストッキングは,私専用のコルセットのような働きをしています。事実,今日も隣県まで出かけました(午前7時〜午後9時)が,なんの問題もありませんでした。


今後はこのストッキングを複数用意して日々の装着時間を増やし,正気でいられる時間の割合を増やしていきたいと考えています。(おわり)

こんなに血圧が低いと,起き上がることもできません

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コメント

    • 森田悦郎
    • 2019年 1月 20日

    なんとか、トレードオフにならない方法がないのか。
    医者も、対応出来ないと、言っているのですね。
    加圧ストッキング。履くのが大変ですが(私も、浮腫み対策で履いたことがあります)、必需品なのですね。

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