【欠かせない弾性ストッキング①】

〔腫れが引かない!〕

足の腫れ

ここ最近は,足の腫れに悩まされています。どれだけ腫れるかというと,朝履いたスリッパが午後には履けなくなるほどです。
もっと分かりやすく言うと,朝は足のサイズが25センチメートルで,夕方には28センチメートル弱にまで達するといえばよいでしょうか。

これには本当に悩まされます。でも本当に悩んでいるところは他にあるのです。
それは足のサイズが大きくなるのに加え,足が甲高,つまり分厚くなってしまうということです。スリッパに足を突っ込もうにも,スリッパの開口部よりも分厚くなった私の足は,入れることが困難です。無理やり押し込むと,甲にスリッパが食い込み,その線が太く残ります。

脚の腫れ

そして実は,脚部も腫れています。朝には楽々履けたジーンズが,夕方脱ごうとすると脚にめり込んで,無理やり引っ張らないと脱げないくらいに太くなってしまいます。
こちらは重力との関係なのでしょうか,脚部に何か(血流かな?)が溜まっていくのを,時間経過とともに感じる毎日です。

布団に脚を投げ出している際には脚が太くなることは無いようなのですが,一度起き上がると,必ず鬱血状態になるのです。

〔市販品で見つけた!〕

気づかなかった有用性

痛みに耐えかねる毎日でしたが,私はある日,光明を見いだします。それは,〈弾性ストッキング〉でした。

弾性ストッキングは入院中にも履いていました。足首やふくらはぎなどを強烈に締め上げるストッキングは,〈エコノミークラス症候群〉にも効果を発揮するといわれるほど,私には不可欠のものという位置づけをされていました。
でも入院中には,その有用性を感じることはありませんでした。私の下半身が腫れるのは,立ち上がった際に上半身から下半身に向けて血流が勢いよく流れていき,それが上半身に戻らないことから来ていると思われます。入院中はベッド上での生活を送っていたのですから,ストッキングの働きを感じることが無かったのです。

新しいものを探す

しかし現在は違います。弾性ストッキングの有用性は,それこそ秒単位で感じるようになりました。
皮肉なものですね,そうなった頃,病院で入手した弾性ストッキングには寿命が訪れ,私の足部・脚部をサポートできなくなっていました。そこで私はネット上で検索し,自分の“アンテナ”に引っかかる商品を探し始めました。

そしてようやく見つけた弾性ストッキングは,相当に高価なものでした。私は購入を躊躇しましたが,結局は自分の直感力を信じ,その商品を入手しました。
数日後,私の手元に商品が届きました。はやる心を落ち着けながら,早速弾性ストッキングを身に付けます。

悶絶から始まった日

き,きつい! わたしはその強烈な締めつけ力に圧倒されました。脚は全体に締め上げられている感じでしたし,足は側面から押しつぶされ,水平面も容赦なく押し縮められました。
装着から30分後,痛みにじっと耐えていた私の身体は,ようやく順応を始めました。そしてさらに30分後には,足部も脚部も軽く感じられるようになりました。
半月ほど前からは靴ひもを緩めた状態でないと履けなくなっていた靴も,久しぶりに靴ひもを締めて歩くことができました。信じられないという気持ちで,大きく感動したことを覚えています。

この日は結局5時間ほど弾性ストッキングを装着しました。弾性ストッキングを履いている間は体調がすこぶる良くて,2時間立ちっぱなしで行った調理にも悪影響を与えることはありませんでした。(つづく)


自分の感覚としては,ぱんぱんに腫れ,針で刺せば風船が割れるように砕けてしまうような感じ


私の外靴。元バスケットボール選手だった僅かな証,エア=ジョーダン。

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