【町並の見学会】

つい先日,町並の見学会に行ってきました。しかし見学会の内容よりも大きな別の気づきを得て帰ってきました。

我が町は江戸時代以降の建造物を大事に保存していて,それが大きな観光資源になっています。しかし老朽化が進んでおり,町並の所々が歯抜け状態になってきてしまっています。
そこで町並を保存するための改修工事などを進め,補修の済んだ物件に新たに住む人を募集する活動を進めています。

八女福島の街並

先日の取組は,補修が終わった物件を見学しながら紹介し,周知する活動です。私は町並に興味があること,移住したばかりで町中について良く知るきっかけにしたかったこと,また歩行訓練にもなるということなどを動機として参加しました。

合計9件の建物と各地の由来などを,係の方が説明してくれます。私はゆっくりと歩きながらついていきました。午前中2時間強の勉強会は興味深く,町に対する興味がさらに湧いてきました。

しかし今回私が最も大きな気づきだと感じたのは,町並でも歴史でもありませんでした。私が気づいたのは,
「健常者が気づかないほどの微妙な傾斜でも,私たちのような歩行困難者には影響がある」
ということでした。

私自身,つい1年ほど前までは健常者だったわけで,その頃には気づきもしないような困難が,実際に目前に広がっているという発見は驚きでした。今回で言えば,炎天下2時間以上歩き回ることがどんなに大変なのか,身をもって知ったわけです。

これから私は,私だからこそ気づき得たようなことについても発信していこうと思いました。


〔今日良かったこと〕
・町の歴史を知ることができた
・たくさん歩くことができた
・たくさん食べることができた

明日もいいことありますように!

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